East Grass

大学3年次より休学してエンジニアインターンを開始。

自分を鍛える!―――「知的トレーニング」生活の方法

シーシャ屋で仲良くなった友達の家に行ったときに、おすすめされた本。

200ページしかなくて読みやすい。

今から200年前に書かれた本で、アメリカが新たな希望を持って伸びようとしていた時期の人々の鍛錬の方法が学べる。

僕はこの本を、ストイックになるための方法を学ぶことを目的として読んだ。

  

 

1章 

・人となりとはその人が身につけている習慣のかたまり。

・ある種の習慣は若いときに身についてしまう。

・時間の使い方や仕事の仕方、 考え方や感情に、ある特定のパターンが生ずるようになる。良くも悪くもそれは第二の天性になる。

・できるだけ若いうちに良い習慣を身につける。
・刻一刻、一日一日がより快適に、より意義深くなるような習慣

・好ましい習慣を思ったよりも簡単に身につけることができる。

・その方法は同じこと、同じ仕事を同じ時間にやること。

・はじめのうちは面倒くさくても、例外なく毎日規則的にやればいずれ楽しいものになる。

 

好ましい習慣とその身につけ方

・計画は前の晩に練っておき、朝起きて確認して 、すぐに実行に移さなければならない。

・前もって計画を立てておくことで、そうしなかったときより遥かに多くのことを一日で成し遂げることができる。

・やり方に最大の注意を払ったときに最大の成果があがる。

・はじめは計画したどおりにできないかもしれないが、日を追うにつれてだんだん多くのことができるようになる。

・勤勉という代償をはらわなければ何も得られないと肝に銘ずる。

・怠惰ほど致命的な欠陥はない。これほど身につきやすく、立ち難い習慣はない。

・勤勉な人ほど疲れない、焦らない。

・勤勉な人ほどかえって時間に余裕がある。時間ごとにやることを終わらせていれば、むしろ暇な時間ができる。

・人より抜きん出ようとするなら努力を惜しんではならない。

・計画を立てて、努力しないとあっという間に時間は流れ去り、愕然とする。

・立派な計画を立てたり、日課の予定をつくり、一枚の紙に書くのは容易なことだが、実行に移すのは難しい。普通は辛抱強く努力することを諦めてしまう。断固たる決意のもと毎日計画を実行していくしかない。

 ・今日やれることを明日にするのは、せっかくの将来性のある計画を台無しにしてしまう可能性がある。

・前もって計画したとおりに過ごした充実した一日は、無計画に過ごした1週間に相当する。

・何事にも時間厳守するべき。朝起きるときめた時間になったら起きる。朝食前にやると決めたことは朝食前にやる。

・やるべきことと、どうしてもやりたいことで迷ったら、迷わず前者からとりかかる。

睡眠について

・早起きするためには早く寝ることをすすめる。

・午前12時以前の1時間の睡眠はそれ以降の2時間に匹敵する。

・この世で何かを成し遂げたいと思うならば、この習慣は絶対必要。

 

2章 集中力・記憶力

・長時間やるより、意識を精一杯集中して短時間みっちり勉強したほうが良い。

・10冊の本を斜め読みするより、一冊の本を徹底的に理解する。

・はじめのうちは大した進歩はなくても、長い人生のうちには勝利を手にすることができるだろう。

・例えば文法を覚えようとする場合、短時間で良いから集中し、それを何度も繰り返してやるべきである。

・大声で読む->ペンで書き出す。進みは遅いかもしれないが、完璧にマスターできる。どんな新しい知識がきても、悠々としていられ、自信がつく。

・20個の時計の覚え方。ケースをぼやっと見ても覚えられない。1日4個ずつ注意深く調べる。前日の復習をしてからその日の4子を覚える。

時間をかけて、しつこく復習することが結局大事らしい。

・復習の積み重ねは信じられないほどの進歩を生み出す。しかし、それは本当に徹底的な復習でなければならない。

・本の読み方。前の章を読み返してから次の章に進んだ。

休憩について

・頭の鮮度を再び蘇らせるのは、ぶらぶら休息するのと同じく、勉強する対象に変化をもたせるだけでも可能。

・頭が疲労するまで一つの勉強をし、それから他の、頭が休まると同時に活力が湧いてくるような勉強に取り組む。

 

3章 読書法

 ・読書は充実した人間をつくり、会話は機転の効く人間を作り、執筆は緻密な人間をつくる。

読むべき本を見極める方法

・まず1章だけ読んでみる 

・他の人が薦めている本を読む

・まえがきと目次を読んで、著者はなぜその本を書こうと思ったかを理解する

 

・読みながら考え、読んでからも考える。

・読書時間の1/4を考察にあてる。

・人に語ることでほんのエッセンスは確実にモノにできる

-> 「会話は機転の効く人間をつくる」につながる。

・精神をいっぱいに満たすほど読書する。

・良書を精読すれば、必ず何らかの刺激を受ける。効果的な読書の方法を知っていれば、それを自分の思考に応用することができる。(自分にもなにかできる、なにかやろうという気持ちになる)

・読もうと思った本は精読する。読んだ本はしっかりと自分のものにする。そうすれば価値ある知識を絶えず増やし続けることができる。

 

4章 時間

・寝るまでに何をどれだけやり遂げたいのか。を確認したら、計画と実行に差がないように即座に実行。1日が終わったら、振り返り、できなかったことを確認する。

・頭脳を休め、活力を早く取り戻すには、他の勉強に取り組むことだ。

・午前中は無駄に過ごしてはならない。先へ延ばさず、きちんと計画をこなしていくことがまず何よりも大切なことである。

・几帳面に物事を処理しない人はいつもせかせかしている。あなたと口をきく暇もない。よそへ行く途中だからだ。

・几帳面さは人格に重みを与える。「あの人は約束を守りますよ」こうした信頼感がさらにその人の几帳面さに拍車をかける。他の美徳と同様に、几帳面さが几帳面さを生む。

・確かに約束は負担になる。たとえ自分の時間を割いても、相手の時間を無駄にするわけにはいかないからだ。

・ものごとを中途半端に終わらせる癖をつけない。そのためには毎日少しずつやることである。はじめは難しそうなことでも、そのうち必ずやり遂げられる。

・時間を有効活用するには決めたことを規則正しく実行する。

・毎日決まった時間に行うことによって、心の落ち着きや喜びを得られる。そうした努力をしない人はそのことを知らない。